ユニフォームにおいても同様で、例えば作業服の場合、綿100%や綿とポリエステル混合の素材を使用したものが昔からの定番になります。
しかし定番といえど、全く同じ商品をずっと販売しているわけではありません。
例えば昔は着心地の面から、ポリエステル混率の高い商品はあまり好まれず、ほとんど生産されていませんでした。
しかし最近は軽くて扱いやすい作業服を求める声や、肌触りの悪さも技術的に改善され、ポリエステル100%の作業着も定番商品のひとつとして販売しています。
事務服の定番商品においても、女性の社会進出や、キャリア志向の女性の増加により、通年変化のない地味なイメージのものから、デザインや素材、機能にこだわった審美性のものへと変化しています。
このように時代のニーズや生産技術の進歩に対応して、少しずつバリエーションを増やしたり、マイナーチェンジを繰り返したりと、今日ユニフォームの定番商品は多様なニーズに応えることができるようになりました。